約25年の業界経験を経て2013年に創業しました。おかげさまで10年で延べ5000軒以上のお客様宅でシロアリ防除を行って参りました。
大分県でこの業界は悪しきイメージもあり、知名度も無い弊社は創業当初から信頼を得る事に尽力して来ました。もちろん今日まで来られたのも多くの方々のご支援があっての事だと思います。
過去を振り返ると30年以上前の家は多くが布基礎であり、床下は「土」でした。
シロアリは元々益虫で地中に潜み、山で伐採された枝や落ち葉を食べて生活していますが、この頃は急速に山を切り崩し住宅地に変えて、私たち人間が次々に家を建てておりました。
シロアリからすれば家も木も同じ食料なので、悪気もなく家屋に浸入し大好きな木(家)を食べながら急速に温暖な西日本を中心に被害を拡大して行き、また地震で倒壊した原因として取り上げられマイホームの天敵と認知され始め、今や多くの家がシロアリ予防を建築基準法に沿って新築時から行う事が当たり前となりました。
住宅事情は30年の時を経てベタ基礎が主流となり、床全面コンクリートに変化しました。
当時のシロアリ事情を知らない現在の40代~50代の方はシロアリの事はなんとなく聞いた事はあるけど「床下はコンクリートだから大丈夫」と多くの方がそう思っているのではないかと思います。
それでシロアリ被害が無くなるのなら私たちシロアリ業界は淘汰されてしまいそうですが、その反対で近年は大手企業も取り組んでおり、広告や宣伝をよく見かけます。
住宅は高気密高断熱へと変わり非常に住みやすくなり、それに比例してシロアリも住みやすい住宅へと変貌しました。
床下はコンクリートと言っても完全にシロアリを遮断できる事は出来ない様で、ほんの僅かな亀裂から彼らは音も立てず地中からやって来て、瞬く間に床材や梁・桁と言った家の主要な柱を食べてしまいます。
大切なマイホームをシロアリから守るには、やはり5年毎の予防工事しかありません。
今後もより一層の技術向上に努め、専門的な工法や臭いの少ない安全性の高い薬剤を駆使して幅広い住宅ニーズにお応えし、お客様の住まいに対する想いを第一に考える会社でありたいと思っております。
これからも、ひとりでも多くのお客様に「太陽さんにお願いしてよかった」と言っていただけるよう、社員一同快適な住まいづくりに真摯に向き合ってまいります。
住まいとは、大切な家族がいつまでも安らぎ長く寄り添う場所であって欲しいと思います。